私が監修をさせて頂いております、サロン三五夜さんで毎月定期的に行われております「月釜」につきまして、5月は延期になりました。
5月の月釜は、通常の月釜とは異なり、「特別茶会」とし、名古屋から古美術評論家の古橋尚氏がおこしになり、氏と繋がりのあった白洲正子女史にゆかりの道具を中心としたお茶会をして頂く予定でありました。
しかし、大阪、兵庫、京都だけに留まらず、氏のお住まいの愛知県までが緊急事態宣言下にあり、このたび延期の処置をとりました。
延期先は、概ね 少し暑さも柔らいだ辺りにと、三五夜店主共々考えております。
この延期で、道具立てや、茶会の趣向をなお一層皆さんに喜んで頂けるように、さらに練り直す良い時間を与えられたものと思います。
また、特別茶会には、私ども社中よりお手伝いの者が出させて頂きます。
その者達も、次の茶会に向けて尚一層稽古に励み、素晴らしいお点前をお見せできるものと期待しております。
世間が、いかに騒ぎ立てましょうとも、茶の湯の世界は別世界。
世情に対応しながらも、心静かに稽古を積み良いお茶を点てるよう精進するのみであります。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
2021年05月11日
三五夜、5月の月釜延期
posted by 堂後茶道教室 at 12:01| 日記