今日は午後から大森教室でお稽古がありましたので、朝から庭の掃除やら草引きなどをやっておりました。
久しぶりの晴れ間のような気が致します。
例年よりも20日ほど早くも南九州では梅雨入りしたとの事、その煽りか、奈良でもこの数日間強い雨で、我が家の庭にも木の葉や花弁が沢山落ちておりました。
まさに、
夜来風雨声
花落不知多少
と言ったところであります。
掃き掃除をしながら草木に目をやりますと、裏前栽では、青梅が立派に美濃っており、紫陽花もそろそろ出番。とスタンバッていました。
自慢の柚子も、甘酸っぱい香りを放ちながら清楚な花を咲かせています。
また、茶事の懐石料理の名脇役になる事でしょう。
手塩にかけております苔もこの時期は、一雨毎に広がりを見せてくれて、雨上がりにその成長を見るのが楽しみでなりません。
この様に、ほんの小さな季節の変わり目をも、嬉しく感じる事が出来ますのは、やはり、お茶をしているおかげです。
普通に暮らしていたら感じ無い事も、お茶のおかげで得る喜びや癒しは、本当に沢山あります。
庭仕事を終えて、お稽古のお菓子を買いに行きました。
お店の陳列を見て、迷わず「青梅」と銘もつ生菓子に致しました。
予想通り、生徒さん達も大喜びでした。
お茶をしながらのスローライフの日々。
また、今年も間もなく「梅仕事」がやって来ます。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org