2021年08月18日

唐板(からいた)

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お茶のお稽古をやっておりますと、生徒さん達がたまに旅の土産として珍しいお菓子を下さいます。

先日、当教室に熱心に通われますNさんが、京都の園部の土産として、珍しい「唐板」と言うお菓子を下さいました。

Nさんは男性の生徒さんなのですが、会社では重要な責任のある仕事をこなしながら、ご自宅の兼業農家をされ、さらに奥様と共に子育てもされ、お茶も熱心に続けられております。

ご自宅の農園からは、春には筍、夏には西瓜など季節の恵も私どもに下さいまして、感謝しております。^_^!

さて、今回ご紹介の唐板ですが、当地を支配していた園部藩(小出氏)の家臣、大槻房邦が朝鮮の役の際、戦地で小麦粉と朝鮮飴を使って 作った糧食が唐板の始まりとされております。

その後、房邦は菓子屋に転じ、江戸時代には「かど惣」と言う屋号を掲げ、現代には「かどや」老舗として続いております。

パリッと歯触りのある煎餅で噛み締めているあいだに、口の中で小麦粉の甘味が広がります。

昨日のお稽古では、鎌倉彫のお盆に、ポッシュ.ドゥ.レーヴ芦屋の、和三盆ボーロと合わせてみました。

お干菓子も、色んな取り合わせで世界が広がります。

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posted by 堂後茶道教室 at 14:57| 日記
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