2021年11月10日

ちょっと美味しいもん

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最近めっきり投稿が少なくなりましたが、
久しぶりに「ちょっと美味しいもん」を投稿したいと思います。

数日前の事ですが、悪友達が私の誕生日の祝いも兼ねて、大阪北新地の料理屋さんでランチの席を設けてくれました。

北新地と言いますと、高級クラブなどが沢山犇めき合う大阪随一の歓楽街でしたが、バブル経済の崩壊から各企業の接待離れ、さらにコロナ禍で現在ではかつての夜の賑わいはかなり薄らいで来ているようです。

しかし、その中にあって不動産価格の下落も手伝ってか、若い人達が飲食業を中心に様々な新しいお店の展開も起きつつあります。

大阪梅田の中心部からも徒歩圏内で立地も良いのがなによりです。

先日お邪魔したのは、
大阪市北区堂島1−1−20パールプラザビル3階にあります。
「大和」と言うお店です。
創業がまだ2年ほどで、こちらのお店も若い料理人がやっておられます。
それほど広い店では無いのですが、カウンター席といくつかのテーブル席があり、テーブル毎にキチンと仕切られ半個室風になっており、ゆっくり楽しむ事ができます。

私達が頂いたのは、お昼の季節おまかせコース(要予約)でした。
店内は感染対策も行届き
先付け、揚げ物、焼物、椀もの、炊き合わせ、ご飯、デザートなどタイミング良くキチンと出てきて、味付けも良く材料も洗練された立派なお料理でありました。
ご飯は、土鍋で炊かれた栗と秋鮭の炊き込みご飯でありましたが、残った分はおにぎりにしてオシャレな紙袋に入れて持って帰れるようにして下さいました。家に帰って、翌朝そのおにぎりを冷えたまま頂きましたが、味がしまってとても美味しく頂きました。
最近、この様にして下さる料理やさんが増えているように思います。
その辺りも、若い新しい料理人ならではのこころ配りかもしれません。

一昔前は、「苦労の知らない最近の若い奴はダメ」などと言われておりましたが、
今の30代、40代の若手はバブル崩壊、就職氷河期などを体験し苦労して来た方も多く、それらの人は限られた環境の中でいかに付加価値を創るか工夫をする術を知っております。
今、まさに60代、70代の経営者の方々の中にこそ、苦労せずに高度成長のおかげだけで登って来た人もいて、それらの企業がこの苦境を克服出来ずに悩んでおられるが良く見られます。

料理一つとりましても、新しい料理人はどんどん色んな知恵を出してこられます。


多分に漏れず、私どもの茶の湯も、究極は「もてなし」であります。

接客態度一つとりましても
今回、私自身色々と学ぶことがありました。

余談になりますが、今月の下旬に東京へ行くのですが、茶の湯に関係のある所へも行く予定をしております。
また、色々とそのお話しも出来るかもしれません。

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posted by 堂後茶道教室 at 00:13| 日記

2021年11月01日

空気が先生

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11月になりました。
今年も残すところあと、60日ほど。月日は本当に早いですね。

お茶室も、半年間お世話になった風炉から炉に入れ替わります。

私の家(大森教室)も、高御門(ならまち)教室も、三五夜教室も、全て風炉は仕舞い炉を開けました。

炉の季節の花と言えばなんと言っても「椿」が1番にその名が上がって参ります。
毎年、この11月初めの炉開きの時期に上手く椿が蕾を付けてくれるかどうか 秋口から気を揉みますが、今年はピンクの西王母と白の加茂本阿弥がどちらも都合良く蕾を付けてくれています。
また、年末年始の床にボリュームを添えてくれる大白玉も今のところ順調にいっております。

炉開きの時期には毎年、柚子の画讃を掛けますが、
今年の我が家な庭は、ハナミズキやオオデマリの落ち葉が早かったので、床には久田(尋牛斎)宗匠の
開門多落葉(かいもん おちば おおし)を掛けて、琉球焼の「鬼の腕」に、紅白の椿と、南京ハゼの照り葉を生けました。
南京ハゼは、知らない間に鳥が我が家に運んできまして、季節の彩りとして楽しんでおりますが、実はいま外来種である南京ハゼは、春日奥山原生林に生えすぎて、従来の樹木の生育の邪魔をしているとして問題になっております。

さて、話しは変わりますが、昨日までは衆議院の総選挙で世間も騒がし事でありました。
私も昨夜は久しぶりに、選挙特番をテレビでゆっくり見ておりました。
世の中には色々と支持する政党など様々ですが、私が思いますのは、やはり、日本の有権者は賢い。と思います。
色んな政党や候補者が票の欲しさに都合の良い事ばかり言ったり、パフォーマンスしたりしていますが、選挙結果を見ていますと、有権者はちゃんと見据えて投票していると思いました。

日本もまだまだ捨てたものではありません。

逆を言えば、多くの候補者は、日本の有権者は賢い事に気付くべきです。

お茶をしていると、花鳥風月に季節を知らされます。

即ち、「空気を読む」と言う事かもしれませんね。

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posted by 堂後茶道教室 at 22:08| 日記
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