2月に入り、色んな行事も落ち付いてまいりましたので、先日、久しぶりに研究会を致しました。
研究会と申しましても、内容は通常のお稽古の延長線のようなものでありますが、
堂後茶道教室の場合、通常のお稽古で出来ない内容の点前などを、生徒さんの習熟度や経験年数によりクラス分をして行っております。
具体的な科目の内容はそと都度変わりますが、研究会に参加される生徒さんの希望をお聞ききして決めております。
先日の研究会は、参加生徒さんのご要望から、
茶通箱、壺飾、唐物(真)を行いました。
当日になって急に希望を変更されたり、思いつかれる生徒さんもいらっしゃいまして、
研究会となれば、受ける生徒さんよりも、指導する私の方がヒヤヒヤする時もあります(笑)
しかし、私にとりまして、この緊張感こそが、お茶の先生として立っております一つの大切な礎思っております。^_^!
また、熟練された生徒さんからは、点前の順番や型などの質問よりも、その点前に関する意味や大義の説明を求められる事も最近は沢山あります。
よって、型や、やり方だけ覚えておりましてもそれではキチンと教えている事にはなりません。
堂後茶道教室の場合、殆どの方は初めてお茶を習う方が多く来られます。
通常稽古でも 先ずは、その方々にもただ単に型や順番だけ教えてるのでは無く、「なぜそうするのか」とか、「そうする事によって何が良いのか」と言った事をゆっくり教えております。
早く型だけを覚える事よりも、「意味」を覚えてこその茶道であります。
今年初めての研究会を受けられた生徒の皆さんも、さらにもう一歩茶道の奥に進まれたら私も大変嬉しく思います。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
2022年02月21日
今年第一回目の研究会
posted by 堂後茶道教室 at 22:45| 日記