2022年07月28日

三五夜月釜を終えて

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去る7月17日〜19日の3日間、隠れ家サロン三五夜において、月釜を担当させて頂きました。

月釜に来られた方も、来られなかった方からも当日の様子をブログにて紹介されるのを待っていて下さった事と存じます。

月釜の後も、稽古やら後片付けやらでなかなか心が落ち着く事が無く、インスタグラムでダイジェストに少しだけ報告もしておりましたから、こんなに遅くのブログになってしまいました。^_^!

今回の月釜は、「暑気払いの茶会」と称し、特に大したテーマとてございませんでしたが、暑い最中の事でしたので、少しでも外の暑さを忘れ茶室の涼んて頂けたら。との思いで夏の道具を中心に、かつ、夏と言えば私にとりまして活動のシーズン。
南の島を中心に、海外旅行で集めました見立ての道具も少し混ぜましてお客様をもてなしました。

お手伝いは、堂後茶道教室で熱心に活躍してくれている若手男性の生徒4人と、お干菓子の依頼をさせて頂きました、やなぎのにわ京菓子店からもお2人に頑張って頂きました。

3日間とも、京都の祇園祭の前祭と日にちが重なったにもかかわらず、本当に多くの方にお運び頂き感謝に耐えません。

コロナ禍でもありますし、茶席は広間でゆったりとディスタンスを取って入って頂こうと思いました。
本来なら2階の広間「清風」であれば問題ないのですが、何ぶん盛夏の事で本席も水屋も暑さで大変でしたので、一階の四畳半の小間と、その隣の座敷をぶち抜きまして、俄によし障子で涼しげな屏風を仕立てまして、それを間仕切りし、八畳弱ほどの広間に致しました。

お客様は、小間か?と思いながら席入すると、広々と涼しげな設えの席に感嘆の声を上げて下さいました。

また、途中の一席だけでしたが、
その席のお正客様が、当日用意した「羅国」の沈香を聞きたそうにされましたので、
急遽、煙草盆の火入を聞香に押さえ直し、一同で聞香をいたしました。

とっさに火入を押さえ直しくれたのは、言わずとしれた、我が社中の生徒、ひめゆりこと宗星君です。
お正客はじめ、後連客の皆様は、お香の香りもさることながら、宗星君の素早い見事な灰さばきに感動して下さいました。
私も今回の事でまた、三五夜の伝説が一つ増えたと確信しております。

本来全てのお客様にお聞かせせねばなるまいに、都合で一席にとどまりましたから、三五夜の主人黒田氏と相談の上、また、秋にでも少人数で「羅国」聞香付の茶事でも開き、希望者を募りたいと、勝手に考えております。

月釜を終えてまた、日々の稽古に精進するばかりであります。

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posted by 堂後茶道教室 at 22:15| 日記
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