しかし、考えますと、古美術の隠れ家サロン三五三だけに、当日お集まりの面々は「かなりの強者!」と思い、私ごときの所持するなまじっかな酒器では 到底 太刀打できないかも^_^?
と 思い、古さや高級感では勝負せずに、昨年 沖縄で求めた、琉球ガラスの酒器を持参しました。
決して高価なものではありませんが、とても美しく 私なりには、大変気に入っている物です。
酒器の会当日は、初期伊万里、古伊万里、今伊万里から、安南、江戸期犬山、李朝、フランスアンティークガラスに至るまで、そうそうたる酒器がでておりました。しかし、私の琉球ガラスの酒器も、「美しい!」「こんな琉球ガラス初めて見た!」などと絶賛されて、チョッピリ嬉しくなってしまいました。
酒の肴としての、店主お心入れの点心は、
さくら鯛の細造と、具沢山の飛龍頭入の汁、筍の土佐煮、八寸は、唐墨と蕗、椀は、越前のぶっかけおろし蕎麦 でした。
私と、三五夜店主の黒田さんはじめ、酒器好き焼物好きの茶人複数名で、夜の更けるのを忘れ、次々とお酒を頂きながら、骨董談義に花が咲き、最後に 持ち寄りのお菓子にて、濃茶、薄茶を頂き終わったのが、深夜の1時近くでした。
翌日は、早朝より大森教室のお稽古でしたが
本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。
これぞ、知識と作法をある程度見に付けた者同士のみが味わえる醍醐味である。と実感致しました。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
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