三五夜店主の黒田氏の友人で、若手茶道具収集家のYさんが、ご自分コレクションの一部を披露したい。とのお気持ちから、三五夜でごく少人数を集めて、小さなお茶会が催されました。
世間では緊急事態の最中である事から、奈良県外の方には声を掛けず、本当に身内だけの小規模のものとなり、一席3名程度となりました。
伊勢出身のYさんだけに、伊勢に纏わる古い見事なお道具の数々に、客は少人数。誠に贅沢なお茶会でありました。
私も今回はお手伝いでは無く、客として伺いました。
三五夜には、開店前からずっと拘らせて貰っていますが、客としての参加は初めてだと思います。
客の目線から見た三五夜ですが、
隅々まで心配りが行き届いておりました。
(私が言うのもナンですど(*´ω`*))
やはり、遠くからはるばる電車を乗り継いで毎月来て下さる気持ちがわかったようなら気が致しました。
お茶会の楽しみもさる事ながら、あの非日常の空間とゆったりとした時間は、なかなかお金で買えない付加価値があるように思います。
今回の小さなお茶会の亭主のY氏は、亭主自らお点前をされ、これもまた、大変なお心遣いでありました。
三五夜は、一階に躙口付の四畳半の小間、2階には、付書院、七尺床、違いだなのある八畳の広間があり、狭いながらも屋内型露地、腰掛け、小さな坪庭露地、つくばいもあります。
私も、社中と共にこの小回りの効く三五夜を利用して、この夏は、朝茶から茶事を再開したいと思います。
小さな茶会として。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
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