1年で太陽が1番高い位置に上がり、日照時間も最も長い一日です。
実は、私個人的に 今の季節が1年で1番好きで、1番元気の出る季節なんです^_^!
幸いにも、梅雨の晴れ間にして日中は雲ひとつ掛からず、
生徒さんの来る少し前に水打ちしたのですが、
露地の木々や苔も輝き、ぬけるような青空に向かって喜びを叫んでいるようでした。
今日の午後から大森教室のお稽古、偶然お休みの方が重なり少人数でありまして、ゆったりとお稽古をさせて頂きました。
当教室にお稽古に来られて丁度1年ほどになる男性の生徒Tさんはとても御熱心で、ご自身は、茶道がとてもお好きなようです。
そんなTさんに、今日は人数も少なく、時間にもゆとりがあるので、初めて炭点前に挑戦して頂きました。
炭点前は、初めての方にご指導するのは、先ず炭斗に炭を組むところから致します。
炭には、胴炭、丸ギッチョ、割ギッチョ、丸管、割管、点炭、枝炭など様々な種類があり、それらの寸法、炉、風炉の違い
その他炭点前に使う、炭道具と言われる色んな道具の説明も致します。
さらに、香合とお香の関係、香木と練香の違いなど話し出すと、一晩でも足りないくらいあります。
また、炭点前は、男性と女性のやり方が違います。
大森教室でも、高御門教室でもほぼ毎週やっておりますが、女性の方が点前される事が多かったせいで、炭点前の男点前はなかなか見て覚える機会が少ないように思います。
呑み込みの早いTさんではありますが、今日の炭点前は初めての事とて、棚を外し あえて運びの1番基本形の初炭点前と致しました。
因みに今月は、大森、高御門の両教室とも、桑小卓を出しております。
日中は30℃を越える夏日でありましたが、終始笑い声の絶えない夏至の日のお稽古となりました。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
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