国民の誰もが願ってやまないコロナの1日も早い収束が待たれる毎日であります。
この様な事態の最中ではありましたが、
以前より予約しておりました 沖縄 津堅島への旅を行くか辞めにするか随分悩みましたが、同行した悪友が全て2回のワクチン接種を済ませていた事と、津堅島の島民の殆どの方が2回のワクチンを済ませておられるとの事。
何より、今回で多くの人と接するのは、万全の感染対策をしている飛行機の中のみであった事
それに、私自身の命と心の洗濯の為に 今回の旅は決行致しました。
津堅島とは、沖縄本島の中部から東へ突き出た 勝蓮半島からさらに5kmほど南東の太平洋沖に浮かぶ小さな島です。
島の周囲はおよそ7K m、人口も480人ほどです。
島全体の3分の1が人参畑でしめられているのがこの島の最大の特徴です。
「キャロットアイランド」などと言う別名もあります。
早々と数日前に梅雨明けした沖縄地方は雲もかからぬ抜けるような青空とカラリとしま爽やかな天候で、沖縄空港を降りた途端にすでに、全身でエネルギーチャージをしているような気になりました。
沖縄空港からレンタカーでおよそ1時間余りで、沖縄中部東側の勝蓮半島に着きます。
その半島に 平敷屋港(へしきやこう)と言う津堅島にのみ行く船の港があります。
我々は、港に車を停めて、身体だけでフェリーに乗りましま。
平敷屋港から津堅島までは、わずか25分程度です。
昨年は流石に沖縄旅行はしなかったのですが、私はこの20年ほどの間毎年必ず、(多い年は年に数回)沖縄に来ておりまして、周辺の離島は殆ど回っておりました。
その中にあって、本島南部から眺めていた津堅島にいつか行きたいと思っておりました。
津堅島行きのフェリーは、観光客らしき人間は私達のほかは、ほんの4〜5人しか乗っておられませんでした。
やはり、緊急事態宣言の影響なのかも知れません。
島へ着くと、終日500円でレンタサイクルがあります。
島そのものは、先程申し上げたように3分の1が畑と言う事もあり、比較的アップダウンが少なく、自転車から降りて押して上がる坂も少しくらいしかありませんでした。
先ずは、地図を握りしめながら党内を一通り回りまして、その中で1番気に入りました、「トゥマイビーチ」と言う所で自転車を停めて、水に入ってひと泳ぎし、汗に寝れたシャツを木の枝に掛け、島風に乾かせながら、デッキチェアーでぼんやり海を眺めておりました。
目測ですが、長さ1K mはあろうビーチには我々のグループしかいません。
あとは風の音、波の音、鳥の声 しかありません。
宿は、那覇市内のホテルに致しましたが、外での酒類の提供も無く、飲食も20時で締まりますので、まさに「健全」な旅でありました。
自分への土産に、壺屋焼で南国の花の描かれた小振りが片口を一つ求めました。
また、茶事の懐石の、預鉢か、酒肴か、漬物鉢に使える日を楽しみに待ちます。
沖縄の太陽と空港に身も心も浄化され、パワーも頂き、今まで以上にゆったりとした気持ちでお茶の指導をしたりお茶のおもてなしが出来ると思います。
堂後茶道教室の皆さん、お稽古の都合を付けて下さり有り難う御座いました。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
【日記の最新記事】