先程、一番ガラスが鳴いたと思えば、まだ夜が開けきらぬ薄暗い壁に、どこからか迷いこんだのか、ひぐらしがいきない大きな声で鳴くので、慌ててベッドから飛び起きました。
そう言えば、今日は2回目の朝茶です。
今回の朝茶は、遠く和歌山からのお客様にも配慮をし、開始時刻を少し遅らせました。
ただ今の時刻は、間もなく午前4時半を少し回ったところであります。
奈良市の今朝の日の出は5時5分、間もなく東の春日山から朝日が登る事と思います。
本来ならこの時間から朝茶は開始しますが、先程も申しましたように、今日の朝茶はあと2時間ほどしてからの開始になります。
今回も、前回に引き続き、茶の湯サロン三五夜さんで行う為、茶室、露地、待合などの掃除は全て三五夜さん方で朝から済ませて頂いております。
また、水屋も本席も昨日に最終確認をしておりまして、朝からの水屋の準備も三五夜さんの黒田店主が予めやって下さいます。
今回は料理は、私どもの社中で料理人のN田さんが全てやってくれます。
早朝より仕込んで、三五夜の厨房にて盛り付けてくれます。
N田さんは、男性の若手料理人で、日本料理の調理師でありながら、バイクで走るのが好きで、それでいて、お茶のお稽古も休まず熱心にされています。
度々、依頼を受けては個人宅の茶事の懐石を請け負われています。
さて、間もなく私も三五夜へ行かないといけませんが、最後の仕事として、今から「ゆの子」を作ります。
そろそろアブラゼミも鳴き始めました。
さて、今回はどんな朝茶になることやら、
また、皆さんにご報告出来れば。
と思います。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
【日記の最新記事】