2021年09月13日

9月の徒然に。

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本日、京都永観堂近くに庵を構えておられる、吉田鶴栖居先生の月釜へ久しぶりに行ってまいりました。

月釜は、15日まで続くそうで、茶会の詳しい内容はまた、月釜が終わりました時点でご紹介したいと思います。

今日の月釜へは、三五夜店主の黒田氏と共に行き 月釜の後は2人で四条河原町に移動し、
おめんや と言う、大変洒落たうどん屋さんで遅めのお昼を済ませ、
本日2つ目の大事な予定である、Eさんとの打ち合わせに行きました。


三五夜の9月の月釜(9月23日〜26日)は、特別茶会「白洲正子によせて」となっておりまして、四日間に亘り催されます。

毎月お点前を担当してくれているA本君が今月のお点前が出来ないと言う事で、四日間は別の方に点前をお願いする事になりました。
私も、三五夜さんの「監修」と言う立場を与えて頂いている都合上、知らん顔も出来ず、四日間の内、後期の2日間は私の社中の中から やる気満々の若い男性2人に出て貰うようお願いしました。
そして、前期の2日間は、京都でお菓子作りの勉強をしながら裏千家のお稽古も熱心にされているEさんにお願いする事になりました。
Eさんはつい最近まで、京都のとある名所内にある、有名和菓子茶寮でお勤めでもあり、その茶寮にはEさん目当てのファンのご婦人方も沢山来られておりました。

打ち合わせの後、私達は最近の茶道界の事で色々と話していたのですが、

お茶の好きな方や、興味のある方は潜在的にまだまだ沢山いらっしゃるのだけど、コロナ禍からこちら、お茶の先生や教室がへり、本当の意味でのお茶のお稽古をする。と言った環境が少なくなりました。
着物を着て、お茶会に出て来て下さる方は沢山いらっしゃるけど、その中にキチンとお稽古に通っておられる方がどのくらいいらっしゃるのか?
お茶会に来て下さるのは素晴らしく良い事ですが、茶会に参加するだけのお茶では本当の茶道がどこまでお伝え出来るか不明確です。

かと言って、表千家で言う「お玄関さん」や、裏千家で言う「行躰さん」では敷居が高く初めて習う人はなかなか行けません。

茶道の裾野は、私達のような一般のお茶の先生が無ければ広がりません。

そんな意味も込めて、私達のような今は少なくなりつつある一般の茶道教室は頑張って行かないといけないし、これから若い方でお茶の先生をやってみたい。と思う人を増やさないといけません。
自分の教室だけが良くともこのままでは茶道全体が逼迫する一方であります。

などと、結局、その後電車の中でも奈良に帰りつくまで三五夜店主黒田氏とあつく語りあいました^_^!

これからも色んな手段で茶道の素晴らしさを発信して行きたいと思います。

また、それがお茶で身を立てさせて頂いております我々の使命でもあります。

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posted by 堂後茶道教室 at 23:29| 日記
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