新型コロナウイルスの禍も、厳しかった第5波の落ち着きを見せ、緊急事態宣言もようやく今日から解除されますようです。
私、個人的にも、前日、白洲正子茶会と言う一つの事業が終了し通常の落ち着きを取り戻しました。
茶会は1年越しの経過で、途中延期した経緯もあり、本当に最後の最終まで気の抜けない物でありました。
さて、通常の暮らしに戻りましま私は、
一昨日は高御門教室の水曜日クラス、
昨日の午前中は大森教室の木曜日クラス、午後からは資格者中心の随時のクラス、
本日は、三五夜プレミアム教室
明日は、高御門教室の土曜日クラス。
明後日もまた、三五夜プレミアム教室
と、またも稽古目白押しスケジュールではありますが、毎回毎回のクラスで色んな生徒さんと会ってお話しも沢山できるので、本当に楽し道です。
お稽古ですが、殆どのクラスでは、9月いっぱいは「大板」のお点前ですが、10月になりましたら、風炉を畳の中央に置く「中置」に致します。
この中置には、台子や長板(畳の巾ほどある板)の中央に風炉を置く「一つ飾り」や風炉のみを置く中置とがありますが、どちらをどのクラスでするかかを決めねばなりません。
いずれにせよ、中置とは風炉が客に近づき、火の気が少し恋しくなる秋寒の風情に似つかわしいものです。
写真のお菓子は、昨日の大森教室の午前と午後のクラスで用いた物です。製は、奈良の東大寺転害門近くにたる、萬林堂によります。
銘は特に無かったので、
オレンジ色のきんとんをキバナコスモスに見たて、緑色のきんとんを、ススキの葉に見たて、「秋の道」と名付けました。
二枚目の写真は、前日の白洲正子茶会4日目の様子で、S君が点前をしているのは、「大板」の点前になります。
お茶会と稽古続きで庭の苔の手入れが出来ていませんが、来週あたりからキチンとやりたいと思います。
堂後茶道教室http://www.dogo-sado.jpn.org
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