2022年02月08日

立春も過ぎました。

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茶道をやっておりますと、季節の変わり目と歳時期を敏感に受け止める事が出来て、日本人らしい日々の暮らしができます。

先日のお稽古では、「福豆」と称するこなしのお菓子を頂きました。
ご製は、奈良東大寺転害門近くにあります、萬林堂と言う菓子舗であります。
時より稽古に使わせて頂いておりますが、その度に作りたてを教室まで届けて下さいます。


床には、奈良西大寺で昭和〜平成の初めに菅長を勤められた、松本実道和尚の 
耐百雪梅花潔(ひゃくせつに耐えて 梅花潔し)の軸を掛けました。

松本実道様は、当時西大寺、生駒宝山寺、般若寺の三ケ寺の菅長を兼任された大変立派な和尚様で奈良で100年に1人いるか居ないかとさえ言われる程の名僧であられました。

100年に1と言いますと、今、私達はまさに100年に1度と言われている伝染病に苦しめられております。

この軸のように私達は、百雪に耐えて潔らかな梅花を咲かせる事が出来ますよう、福豆を頂き邪気を払いたいものです。

100年に1人と謳われた逸材の名僧に100年に1度の迷情を救って頂きますように。

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